スケール③

スケール③

スケールの練習がとても大切だというお話をしましたが、では 上達の秘訣は何でしょうか?今日は、すぐに取り組むことができる具体的な方法を考えてみたいと思います☺️

⚪️弾く前に鍵盤に触れておく

まず一つ目は、とてもシンプルですが大切なこと。ピアノを弾くときは、常に指が鍵盤に近い位置にあること。必要以上に指を高く上げない、という意識がとても重要です。弾いている音を弾き終わると同時に、次に弾く鍵にそっと触れておくようにします。高い位置から弾いてしまうと、どうしても「叩く」ような弾き方になり、音も固く、緊張した響きになってしまいます。鍵盤の近くで、無理のない動きを心がけることで、音は自然とやわらかく、なめらかになります。

⚪️「てこ」の動きをイメージする

次に大切なのは、体の使い方をイメージすることです。指は、それぞれの関節を支点として動き、手は手首を支点として、腕は肘を支点として動いています。つまり、私たちの体は「てこ」の連続。指だけを固めて動かすのではなく、指・手・腕を一つのユニットとして、リラックスした状態で使うことが、滑らかなスケールにつながります。力を入れすぎず、余計な緊張を手放していくことで、

  • 音の粒がそろい
  • 流れが生まれ
  • 音楽が自然に歌い始めます

スケールは、ただ指を動かす練習ではなく、美しい音を作るための準備運動のようなもの。少し意識を変えるだけで、音も、弾き心地も、ぐっと変わってきます✨