呼吸法
- 2023.02.19
- 近況

今日は初めて五体投地法108回会というヨガのイベントに参加してきました。五体投地とはチベット仏教の礼拝の一つで、太陽礼拝のようにアサナの一つと捉え108回行うことで自分の心身を見つめることが出来るとのこと。開始早々10回目あたりで挫けそうになりましたが、周りの皆さんの頑張りに後押しされなんとか無事108回行うことができました。
私がヨガに通うようになって5年が経ちます。初めの頃は関節がポキポキ音が鳴るくらい硬い身体でしたが、ここ最近は身体全体をスムーズに動かすことができるようになってきたと思います。先生がとても勉強熱心で、ここに筋肉をつけたいとか、この部分に違和感があるなどお伝えすると必ず次のレッスンで解決策を教えて下さるので、通うのがとても楽しいです。基本はパワーヨガを教えてくださるので筋肉も多少ついてきたかと思います。
ヨガに通うようになって気づいたことがあります。それはヨガがとてもピアノの演奏に役に立つということです。特に大きく分けて2つあります。
一つ目は、ヨガによる身体の脱力。ピアノを弾くときに緊張して身体が硬くなると、まず良い演奏はできません。身体の力が抜けて心が落ち着いている時が一番心地のよい演奏ができています。特に肩甲骨を中心に重点的にほぐしていくととても弾きやすくなります。
二つ目に呼吸があります。小さい生徒さんが弾くことに夢中になっているとき、呼吸をしていないで演奏している時があります。弾き終わった時、はしった後のようにハアハア息を切らしています。「ちゃんと呼吸をしようね笑」とレッスンすることもよくあります。また呼吸といっても、弾く前の深呼吸、弾き初めの出だしの呼吸、フレーズの間の呼吸など色々あります。これらの呼吸をマスターすると演奏に輝きが出るのは間違いなしです!
私自身も呼吸に関してはまだまだ勉強することがたくさんあると思っております。それでも私が体感でき、良いと思う呼吸法はどんどん皆様にお伝えして参りますね!