ジルベスターコンサート

ジルベスターコンサート

先日の年越しは、自宅にいたこともありテレビでジルベスターコンサートを楽しむことができました。ドイツ語で「大晦日」を意味するジルベスター。年の瀬にじっくりクラシック音楽を味わいながら一年を振り返り、新年を祝うのがジルベスターコンサートの趣旨だそうです。今回のコンサートには今ではYouTuberとしても有名な角野隼斗さんが出演。しかも演目がラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番第1楽章」。こちらは一昨年の発表会で連弾した思い出の曲で、今年は幸先の良いスタートがきれたかな!と感動しながら聞き入ることができました。

角野隼斗さんの演奏を初めて聴いたのは、彼が東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞した後に行われた受賞者コンサートでした。その頃の彼は今よりも痩せていてスーツがぶかぶかで、まだ幼さが残る出で立ちでした。それが演奏が始まった瞬間に会場内の空気が変わり一瞬にして会場を自らのものにしたのを今でも鮮明に覚えています。その細い身体では出すことのできないフォルテッシモを、全身を使って椅子からジャンプして出しているのにただただ驚き、なんとも言えない経験をしました。その後のレッスンにとても影響を受けたのは言うまでもありません。

その頃からピアノと身体について勉強することを日課としております。自らの身体を使って研究しておりますが、なかなか難しく奥が深いと思う今日この頃。。。今年も引き続き研究して参りますので、なにかアドバイスをお持ちの方ぜひ色々教えてくださいね^^