鍵盤
- 2023.01.23
モーツァルトの時代のピアノは鍵盤が白と黒が逆だったのはご存じですか? もともと14世紀頃に生まれたクラヴィコードと呼ばれる鍵盤楽器は、白く塗られた薄い板と、黒に近い色味の木材である黒檀が使われていました。白い板は弾いている間に黄ばんだりする問題があり、バッハが活躍した17世紀から18世紀のバロック時代には、白い板の代わりに象牙が使われるようになりました。しかし、象牙は貴重なものであり値段が高く、象 […]
モーツァルトの時代のピアノは鍵盤が白と黒が逆だったのはご存じですか? もともと14世紀頃に生まれたクラヴィコードと呼ばれる鍵盤楽器は、白く塗られた薄い板と、黒に近い色味の木材である黒檀が使われていました。白い板は弾いている間に黄ばんだりする問題があり、バッハが活躍した17世紀から18世紀のバロック時代には、白い板の代わりに象牙が使われるようになりました。しかし、象牙は貴重なものであり値段が高く、象 […]
先日のブログに引き続き、バッハの話題です。バッハはたくさんの曲をのこしておりますが、実はピアノのために作曲をしておりません。なぜなら彼の時代にはピアノがなかったからです。その時代の鍵盤楽器はオルガンかチェンバロでした。チェンバロとピアノはとても似た形をしておりますが、チェンバロは爪で弦を振動させて音を出す「打弦楽器」でピアノはハンマーで弦を振動させ音を出す「撥弦楽器」です。他の特徴としては、鍵盤の […]
『BACH主題』をご存じでしょうか?、BACHは日本語の音名で「変ロ-イ-ハ-ロ」英語の音名で「B♭-A–C–B」の4音の連なりになります。そう、前回のブログで書いたドイツ語の音名だとどうなるかと言いますと、「BACH」はシ♭ラドシという音に変換できるのです。ちなみにシの♭はドイツ語でBと表します。自分の名前が音に変換できるのは何だかとても嬉しいことですね♪ この4音のフレ […]
ドレミファソラシドは何語でしょうか? この質問は体験レッスンでよく聞く質問の一つです。国の形が長く靴のような形をしているよ、スパゲッティの美味しい国だよ、他にはサッカーが強いよ、なんてひとつずつヒントを出していると 、あっイタリアだ!と答えてくれます。そう、ドレミファソラシドはイタリア語なんです。 他にも英語は、CDEFGABC。日 […]
今日は新年はじめての冬休みレッスンがありました。久しぶりのレッスンに私もマックスご機嫌!やっぱり生徒さんとのレッスンは楽しいの一言につきます。生徒のみなさんにはいつもたくさんの愛とパワーを頂き本当に感謝しています。 新年はじめての生徒さんのレッスン曲は、バッハの「メヌエット」でした。発表会などでとても有名なこの曲ですが、近年、音楽学者のハンス=ヨアヒム・シュルツェらによってペツォールトの作であると […]
コロナが少しおさまり、ようやく海外からもたくさんのピアニストが来日するようになりました。みんさんクラッシックコンサートには行かれてますか?昨年末に浜離宮朝日ホールでロシアのピアニストであるアレクサンダー・コブリンの演奏を聴く機会がありました。前半はオールショパンで後半は「展覧会の絵」というメジャーのようでメジャーではない、なぜならショパンが玄人好みという趣のある演目でした。今回のホールはコロナの前 […]
先日の年越しは、自宅にいたこともありテレビでジルベスターコンサートを楽しむことができました。ドイツ語で「大晦日」を意味するジルベスター。年の瀬にじっくりクラシック音楽を味わいながら一年を振り返り、新年を祝うのがジルベスターコンサートの趣旨だそうです。今回のコンサートには今ではYouTuberとしても有名な角野隼斗さんが出演。しかも演目がラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番第1楽章」。こちらは一昨年の […]
皆様 今年もどうぞ松尾静江ピアノ教室をよろしくお願いいたします。 昨年の秋の発表会には、たくさんの方がお越しくださり本当にありがとうございました。無事たくさんの可愛いピアニストが素敵な演奏を奏でることができました。一人一人の頑張りに胸いっぱいの発表会となり大満足の一日となりました。ご協力いただきました保護者の皆様はじめ、会に携わっていただいた皆様に感謝をしたいと思います。今年は10月9日(祝)に2 […]